ポスティングの費用を調べると、「1枚あたりの単価」が数多く出てきます。ただ、ポスティングの単価は、どのエリアに、どんな配り方で、どんなチラシを、いつ配るのかによって変わります。単価の数字だけを持ち帰っても、自分の条件に当てはまるかどうかは分かりません。この記事では、ポスティングの費用が何で決まるのかを、単価の中身から順に整理します。あわせて、配り方(配布タイプ)が費用の組み立てにどう関わるか、見積を依頼するときに伝えること、見積を受け取ったときに確かめることを紹介します。当社は金額を掲載しておらず、条件ごとにお見積りしています。この記事も、金額は示さず、決まり方の考え方に絞ります。
ポスティングの費用は、一般に「配る枚数 × 1枚あたりの単価」を中心に組み立てられます。この「単価」に何が含まれるかを知っておくと、見積を読みやすくなります。
単価の多くは、配布に携わる人の手間にあたる部分です。住宅街を歩き、1軒ずつポストに投函するため、歩く距離や時間、必要な人数が、費用に直接影響します。このほか、配布の段取りや管理、配布後の確認や報告にかかる部分が含まれることもあります。どこまでを単価に含めるかは、見積によって異なるため、「単価に何が入っているか」を確かめることが、比べるときの出発点になります。
また、「単価」は、配る枚数・エリア・配り方・チラシの条件・期間によって変わります。そのため、単価だけを聞いても、実際の総額は決まりません。「ポスティング 単価」と調べて数字が見つかっても、その数字がどの条件の場合なのかが分からなければ、参考にしにくいものです。
ポスティングの費用を動かす条件を、5つに分けて整理します。
これらの条件は、互いに影響し合います。たとえば、同じエリアでも、戸建てだけに絞れば、配る先の数が変わり、移動の手間も変わります。条件を1つずつ決めていくのが、費用を見通す近道です。
ポスティングには、届ける相手とエリアを調整するための配布タイプがあります。どのタイプを選ぶかは、費用の組み立てにも関わります。
ここで大切なのは、「絞るほど安くなる」とも「高くなる」とも、一概には言えないという点です。絞れば配る枚数は減りますが、1枚あたりの手間が変わる場合があります。逆に、広く配れば枚数は増えますが、届ける先が揃っていれば、効率よく配れることもあります。絞り込みの目的は、費用を下げることではなく、届けたい相手に届けることです。費用だけでなく、届く相手と反響の見込みも合わせて選びます。
また、オートロックなどで入口が施錠されていて、各戸や集合ポストまで入れない建物は、構造上ポスティングできないことがあります。配布した枚数と、実際に届いた世帯数にはずれが出ることがあるため、見積を見るときは、配れなかった建物の扱いも確かめておくと安心です。配布タイプごとの選び方は、ポスティングの効果的な配り方で整理しています。
見積に伝える項目の全体は、まとめ記事に整理しています。ポスティングでは、次の点が見積の組み立てに特に効きます。
共通の項目(目的・枚数の目安・時期と期間・回数など)はチラシ配布の費用は何で決まるかの「見積を依頼するときに」にあります。ポスティングで加えて伝えておきたいのは、配りたいエリア(町丁目まで決まっていなくても、駅や店舗からの範囲で構いません)、届けたい相手(戸建てか集合住宅か事業所か)、チラシの大きさ・紙の厚さ・折りの有無です。すべてが決まっていなくても、見積の依頼はできます。エリアが決まっていない場合は、当社が公開しているエリアページの商圏データも、候補を考える入口として使えます。
見積は、総額だけで比べると、条件の違いを見落とします。受け取ったときは、次の点を確かめてください。
また、料金だけで依頼先を決めるのは勧められません。配布は、人が現地で投函する作業で、品質は、現場での丁寧さや管理の体制に左右されます。配布の管理や確認の方法についても、あわせて確認しておくと、後の行き違いが減ります。
ポスティングの費用は、総額の大小だけでなく、反響1件あたりの費用で見ると判断しやすくなります。
考え方は、費用の総額を反響の件数で割った「反響1件あたりの費用」で見る、というものです。計算の例はチラシ配布の費用は何で決まるかに載せています。
ここで注意したいのは、費用を下げることだけを狙うと、届けたい相手に届かず、反響が減ることがある点です。エリア、配布タイプ、チラシの内容、回数のそれぞれが反響に影響するため、費用と反響をセットで見ます。要因の整理はポスティングの効果はどう決まるか、測り方はポスティングの効果測定にあります。また、1回の結果だけで結論を出さず、配布ごとに目印をつけて記録を残し、次の配布に反映していくのが基本です。
費用を抑えたいと考えて、自分たちで配ることを検討する方もいます。
自分で配る場合は、配布を依頼する費用はかかりませんが、配る人の時間と、歩く手間がかかります。配れる枚数や範囲には限りがあり、集合住宅の立入や、投函を断っている建物への配慮も、自分で判断する必要があります。枚数が少なく、範囲が狭い場合は自分で配る選択もありえます。広いエリアに、まとまった枚数を、決まった期間で配りたい場合は、依頼する方法が現実的です。自分で配るか、依頼するかの分かれ目は、ポスティングとはでも触れています。
当社は、ポスティングだけでなく、新聞折込・街頭配布・ダイレクトメールなど11の媒体を横断して、エリアと目的に合った組み合わせを設計する立場です。
ポスティングの費用は、エリア・配布タイプ・枚数・チラシの条件・時期をうかがったうえで、条件ごとにお見積りしています。金額や相場は掲載していません。チラシの印刷から対応しており、デザインについては案件や状況によりご相談ください。ポスティングの取り組みは、ポスティングのページをご覧ください。
費用の全体像と、新聞折込・手渡し・DMとの違いはチラシ配布の費用は何で決まるかにまとめています。
ポスティングの費用は、枚数と単価を中心に、エリア・配り方・チラシの大きさや重さ・時期と期間・回数で決まります。単価は条件によって変わるため、数字だけを比べても判断できません。見積は条件を伝えるほど正確になり、受け取ったときは、含まれている項目と配れなかった建物の扱いを確かめます。費用対効果は、総額ではなく反響1件あたりで見ます。
新聞折込の費用の決まり方は新聞折込の費用の決まり方、配布タイプの選び方はポスティングの効果的な配り方をご覧ください。
エリア、配り方(軒並・選別・エリア指定・事業所/物件指定)、チラシの大きさと重さ、時期と期間、枚数などで変わります。条件が決まらないと単価も決まらないため、当社では条件をうかがったうえで、お見積りしています。
枚数が少なく範囲が狭い場合は、自分で配る選択もありえます。広いエリアに、まとまった枚数を、決まった期間で配りたい場合は、依頼する方法が現実的です。集合住宅への立入や、投函を断っている建物への配慮が必要な点も、判断の材料になります。
選別配布として、戸建てのみ・集合住宅のみの配り方があります。集合住宅にあたるかどうかは、配布スタッフが現地で建物を見て判断します。実施できる範囲はエリアによって異なるため、ご希望のエリアをお知らせください。
入口が施錠されていて、各戸や集合ポストまで入れない建物は、構造上ポスティングできないことがあります。配れなかった建物の扱いは、見積の際に確かめておくことをおすすめします。
エリア、届けたい相手、おおよその枚数、チラシの状況(印刷済みか、サイズや重さ)、時期と期間、回数を、分かる範囲でお知らせください。決まっていない項目は、一緒に整理できます。