開店チラシとは、新しいお店の開店や開業を、近隣の人に知らせるために配るチラシのことです。出すときに考えるのは、いつ届けるか、どの範囲に届けるか、どの届け方を選ぶか、チラシに何を載せるかの4つです。開店日は動かしにくいため、開店日から逆算して準備を進めることが基本になります。この記事では、開店チラシを出す前に決めておくことを、時期・エリア・届け方・チラシの中身・反響の見方の順に、お店を開く側の視点で整理します。
開店チラシの役目は、まだお店を知らない人に、「どこに・いつ・どんなお店ができるか」を伝えることです。
開店したばかりのお店には、通い慣れたお客さまがまだいません。そのため、知ってもらうこと自体が最初の目的になります。あわせて、最初の来店のきっかけ(開店記念の案内など)を添える考え方があります。
開店の前に出す告知と、開店の後に出す案内では、役割が少し違います。前は「お店ができること」と「開店日」を知らせ、後は「まだ来ていない人」に改めて知らせ、来店のきっかけを渡します。1回で終えず、前と後に分けて考える場合もあります。予算や商圏の広さと相談して決めます。
配る日だけでなく、チラシを用意する期間も含めて、開店日から逆に日程を組みます。
チラシは、原稿・デザイン・印刷・納品の準備があり、そのあとに配布の手配があります。手配の締切は、媒体によって決まり方が異なります。新聞折込は折込日と販売店への納品期限、ポスティングは配布する期間、街頭配布は配る場所の許可が関わります。日数は条件によって変わるため、ここでは示しません。
工事や手続きの都合で、開店日が動くことがあります。チラシに開店日や地図が入る場合、日付が変わると刷り直しになりかねないため、開店日が確定してから印刷に進むのが安全です。
徒歩で来るのか、自転車や車で来るのかによって、お店に来てもらえる範囲は変わります。日常的に使うお店は、近い範囲が中心になりやすく、駅前やオフィス街のお店は、通勤や通学で通る人も対象になります。
範囲が決まったら、そこに住んでいる人の特徴(世帯の構成、年齢、住宅の種類)を見て、届け方を選びます。商圏の考え方は商圏分析とエリアマーケティングの基礎に、エリアごとのデータは当社のエリアページにまとめています。
届け方は、届けたい相手と、開店日までの日程で選びます。次の表は一般的な考え方で、条件はエリアや依頼先によって異なります。
| 届け方 | 向く場面 | 開店チラシでの考え方 |
|---|---|---|
| 新聞折込 | 新聞を読む層に広く知らせたい | 新聞販売店の配達エリアが単位で、折込日に届く。新聞を購読していない世帯には届かない |
| ポスティング | お店の周辺を、町丁目など細かく絞って知らせたい | 配布する期間を、開店日に合わせて組む。オートロックなどで配れない建物もある |
| 街頭配布 | 駅前や通勤・通学の動線で、直接渡したい | 配る場所によって許可が関わる。開店の直前や当日に集中させる考え方もある |
| フリーペーパーへの折込 | 新聞を購読していない層にも知らせたい | 発行の日程は媒体ごとに決まっている。対応する媒体がないエリアもある |
| ダイレクトメール | 宛名リストが手元にある(知人・見込み客・法人など) | 届け先のリストが前提になる |
開店チラシは、読んだ人が「いつ、どこへ行けばよいか」を迷わない作りにします。
伝えたいことを詰め込みすぎず、「誰に」「何をしてほしいか」を絞ると、反響を測りやすくなります。
開店チラシの反響は、1回の結果だけで結論を出さず、届け方ごとに記録しておくと、次の配布や再来店の案内に生かせます。測り方はポスティングの効果測定に、媒体ごとの効果の見方はチラシの効果は何で決まるかにあります。
飲食店などの業種ごとの反響の考え方は業種別に見るポスティングの反響率で整理しています。
当社は、ポスティング・新聞折込・街頭配布・ダイレクトメールなど11の媒体を横断して、エリアと目的に合った組み合わせを設計する立場です。
開店日とおおよそのエリア、届けたい相手をうかがい、届け方の組み合わせを条件ごとにご相談を承っています。詳しくはポスティングのページをご覧ください。チラシ配布の全体像はチラシ配布とはにまとめています。
開店チラシは、開店日から逆算して、時期・エリア・届け方・チラシの中身を決めます。準備の期間があるため、開店日が確定する前に進められること(エリアと届け方の検討)と、確定してから進めること(印刷と配布の手配)を分けて進めます。届け方は、届けたい相手と日程で選び、組み合わせることもあります。開店後の反響を測れるよう、チラシに目印をつけておきます。
開店日から逆算して決めます。チラシの準備の期間と、届け方ごとの手配の締切があるため、開店日が分かった時点で早めに相談することをおすすめします。開店の前に知らせ、開店の後に改めて知らせる、という分け方もあります。
両方に出す決まりはありません。前は「お店ができること」を知らせ、後は「まだ来ていない人」に改めて知らせる役割があります。予算と商圏の広さをふまえて、1回にするか、分けるかを決めます。
お店に来てもらえる範囲から考えます。徒歩・自転車・車のどれで来る人が多いかで変わります。範囲が決まっていなくても、お店の場所と業種から一緒に整理できます。
相談できます。エリアと届け方の検討は、開店日が確定する前でも進められます。日付が動く可能性があるときは、その旨をお知らせください。日付や地図の入ったチラシの印刷は、開店日が確定してからが安全です。
クーポンや問い合わせ先に、届け方ごとの目印をつけておくと、どの届け方から来たかを後で比べられます。1回の結果で結論を出さず、記録して次に生かします。
開店日とおおよそのエリア、届けたい相手をお知らせいただければ、届け方の組み合わせを含めて、条件ごとにご相談を承ります。開店日が未定でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。 ---
お問い合わせへ