チラシの届け方と媒体選び

DMを自社で発送する場合と外注する場合の違い — 通数・手間・宛名・加工で比べる

DMを自社で発送するか、外注するかの違いは、「宛名の印字・封入・仕分け・差し出し」といった作業を、自分たちで行うか、依頼先に任せるかにあります。通数が少なく、リストが手元にあり、作業の時間を確保できるなら自社でも進められます。通数が増える、加工が複雑になる、期日が決まっている、といった場合は、外注が現実的になります。この記事では、通数・手間・宛名・加工・郵便区分・リストの扱いの6つの観点で違いを比べます。

この記事の要点

  1. 自社発送と外注の分かれ目は、通数と、作業にかけられる時間です。
  2. 宛名リストは個人情報にあたるため、扱い方も判断材料になります。
  3. 郵便料金の区分や条件は変わることがあるため、公式の案内で確認します。

DMの発送には、どんな作業が伴うか

DMは、完成したものを送るだけではなく、その前後に次の作業があります。

通数が少ないうちは負担が目立ちませんが、通数が増えるほど、これらの作業の時間とミスの確率が増えます。

宛名の準備:
届け先のリストを整え、宛名ラベルや印字を用意する。
封入・封かん:
DM本体と同封物を入れて閉じる。折りや貼り合わせが必要な場合もある。
仕分け:
届け方や地域ごとに分けて、差し出しの条件に合わせる。
差し出し:
郵便局や配達事業者へ持ち込む、または引き渡す。
確認:
届いたかどうか、戻ってきたものはないかを確かめる。

表1: DMの自社発送と外注の違い

次の表は、6つの観点での一般的な違いです。実際の条件は、DMの形や依頼先によって変わります。

観点自社で発送する場合外注する場合
通数少ない通数なら進めやすい。増えるほど作業が重くなる通数が多くても、作業を任せられる
手間と時間宛名・封入・仕分け・差し出しの時間を自分たちで確保する作業の時間を依頼先に任せ、自社は内容の準備に集中できる
宛名とリストリストの管理と、宛名の印字を自分たちで行うリストを依頼先に預ける。取り扱いのルールを確かめる
加工折り・貼り合わせ・同封物の封入を手作業か機器で行う圧着・封入などの加工を任せられる場合がある(対応範囲は依頼先による)
郵便区分・届け方サイズ・重さ・はがきか封書かで、郵便の区分と条件が変わる。自分で調べて選ぶ届け方(郵送・メール便・無宛名)の選び方から相談できる
日数と確認差し出しの日と、届いたかの確認を自分で管理する差し出しの日程や、到着の確認の方法を依頼先と決められる
(読み方: どの観点も、「自社でできるか」ではなく「かかる時間とミスの可能性を許容できるか」で見ます。通数が少なく、期日に余裕があるときは自社、それ以外は外注を検討する、というのが一般的な考え方です。)

郵便区分や料金は、公式の案内で確認する

郵便で送るDMは、はがきか封書か、定形か定形外か、重さや厚みによって、区分や条件が変わります。料金も区分ごとに異なり、差し出す通数などによる割引の条件もあり、改定されることがあります。そのため、この記事では金額を示しません。発送の前に、日本郵便の公式の案内で、自分のDMの条件に合う区分と料金を確認してください。

郵便ではなく、郵便以外の配達事業者を通じて届けるメール便のDMという選び方もあります。対応できるエリアや条件は、届け先と事業者によって異なります。届け方の違いはダイレクトメール(DM)とはの「表1: 紙のDMの届け方の違い」にあります。

宛名リストの扱いは、判断材料になる

氏名や住所のリストは、個人情報にあたります。自社で発送する場合は、リストの保管、印字の作業、廃棄まで、自社で管理することになります。外注する場合は、リストを依頼先に預けるため、取り扱いのルールや、作業後の扱いを事前に確かめることが大切です。

手元にリストがない場合、宛名のあるDMは出しにくくなります。法人や事業所に送りたいときは、送付先リストの用意から相談できる場合があります。個人の世帯に広く届けたいときは、エリアを決めて配るポスティングや折込を検討します。法律の助言ではなく、確認の観点の整理です。

外注するときに、依頼する側が決めておくこと

法人向けに送る場合の考え方は法人向けDMの送り方にあります。

通数と届け先の範囲:
何通を、どの範囲の相手に届けるか。
DMの形:
はがきか封書か、圧着か。サイズ・厚さ・重さ、同封物の有無。圧着はがきの仕組みは圧着はがきとはにあります。
届け方:
郵送・メール便・無宛名のどれにするか。決まっていなければ、相談して選ぶ。
日程:
届けたい日、差し出しの期限、デザインと印刷の時間。
リストの状況:
宛名リストが手元にあるか。形式(データか紙か)と、取り扱いの希望。
届いた後の見方:
反応を何で測るか。反応率の考え方はDMの反応率はどう決まるかにあります。

どちらを選ぶかの目安

通数が少なく、宛名リストが手元にあり、期日にも余裕があるなら、自社発送でも進められます。通数が多い、加工が複雑、期日が迫っている、リストの扱いに不安がある、といった場合は、外注を検討します。

迷うときは、自社で作業した場合にかかる時間を、実際に見積ってみるとよいでしょう。宛名印字・封入・仕分け・差し出しにかかる時間と、ミスが出たときの影響を考えると、外注との差が見えてきます。

外注するのは、作業だけとは限りません。「誰に、どの届け方で届けるか」の設計から相談できると、手段の選び間違いを避けやすくなります。

当社の関わり方

当社は、ダイレクトメールを含む11の媒体を横断して、エリアと目的に合った組み合わせを設計する立場です。

制作パートナーとの連携により、DMの原稿・デザイン・印刷から発送まで一括で対応できます。お預かりする個人情報は適切に管理します。リストの有無や、届けたい相手に応じて、郵送・メール便・無宛名DMのどれが合うかを一緒に整理します。対応できるエリアや条件は、個別にご案内します。詳しくはダイレクトメールのページをご覧ください。

まとめ

DMの自社発送と外注の違いは、宛名の印字・封入・仕分け・差し出しの作業を、自分たちで行うか任せるかです。通数・手間・宛名とリスト・加工・郵便区分・日数と確認の6つで比べます。通数が少なく、リストと時間があれば自社発送、通数が多い、加工が複雑、期日が迫るときは外注が現実的です。郵便料金の区分は公式の案内で確かめ、宛名リストの扱いも判断材料にします。

よくあるご質問

DMを自分で発送するのは、難しいですか?

通数が少なければ、自社でも進められます。ただ、宛名の印字、封入、仕分け、差し出しの作業があり、通数が増えるほど時間とミスの確率が増えます。郵便区分の確認も必要です。

DMの発送を外注すると、何を任せられますか?

依頼先や範囲によって異なります。宛名の準備、封入、差し出しなどの作業を任せられる場合や、届け方の選び方から相談できる場合があります。対応範囲は、依頼の前に確かめてください。

宛名リストを外注先に預けても、問題ありませんか?

氏名や住所は個人情報にあたるため、取り扱いのルールや、作業後の扱いを事前に確かめることが大切です。預ける範囲や、保管・廃棄の方法も、依頼前に確認しておくと安心です。

DMの郵送料金は、どこで調べればよいですか?

区分や条件は、はがきか封書か、サイズ、重さなどで変わり、改定されることがあります。日本郵便の公式の案内で、発送前に確認してください。

宛名リストがない場合でも、DMは出せますか?

宛名のあるDMは、リストが前提です。法人・事業所あてなら、送付先リストの用意から相談できる場合があります。個人の世帯に届けたい場合は、エリアを決めて配るポスティングなどを検討します。対応できるかどうかは、条件によって異なります。

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