マンションへのポスティングとは、集合住宅の各住戸のポスト(集合ポスト)にチラシを投函して届ける配り方です。戸建てと違い、建物の入口が施錠されていたり、管理上のルールで投函が禁じられていたりするため、「配れる建物」と「配れない建物」があります。この記事では、配れるかどうかの分かれ目、配れなかった建物への補い方、集合住宅だけに絞る選別配布の考え方を、チラシを出す側の視点で整理します。法律の助言ではなく、実務上の一般的な考え方をまとめたものです。
同じポスティングでも、マンションでは確認することが増えます。
戸建てでは、各戸の門や玄関先にあるポストへ、そのまま投函できます。マンションでは、多くの場合、建物の入口付近や共用部分に集合ポストがあり、そこまで入れるかどうかが最初の分かれ目になります。
共用部分は、居住者が共同で使う場所です。そこへ立ち入ってよいか、広告物を入れてよいかは、管理人や管理組合などの管理者が決めるものとされています。建物ごとにルールが異なるため、「マンションだから配れる」「配れない」とは一概に言えません。
一方で、1棟に多くの住戸が入っているため、配れる建物であれば短い移動で多くの世帯に届けられます。この点は、集合住宅へ配る利点としてよく挙げられます。
配れるかどうかは、次の4つの状況で分かれます。表は一般的な目安で、実際の判断は建物ごとに異なります。
| 建物の状況 | 配布の考え方 | 依頼する側が確かめること |
|---|---|---|
| 入口が施錠されている(オートロック) | 入口の内側にある集合ポストまで入れないことが多く、構造上、配れない建物になりやすい | 配れなかった建物の扱いを、見積のときに確かめる |
| 入口が開いていて、集合ポストが共用部分にある | 管理者のルールに反しない範囲で投函できる場合が多い | 配布先のルールの確認の仕方を確かめる |
| 「チラシお断り」「広告投函禁止」などの表示がある | 表示を守って配らないことが前提になる | 禁止の表示がある建物を除いて数えているかを確かめる |
| 管理人が常駐していて、広告物の扱いが決まっている | 管理人の指示に沿って扱いが決まる場合がある | 事前の連絡や許可が必要になる建物があるかを確かめる |
「配布禁止」とされる建物は、守って配ることが前提です。禁止の表示や管理規約を無視して投函すると、苦情につながりやすく、広告主の信用にも関わります。法的にどう扱われるかは建物や状況によって異なりますが、実務では、禁止の建物には入れない、という運用が基本とされています。
オートロックなどで配れなかった建物は、「届かなかった」で終わらせず、別の届け方で補うという考え方があります。
どの方法が使えるかは、建物やエリアによって異なります。まず「ポスティングで届く範囲と届きにくい範囲」を把握し、そのうえで組み合わせを考えるとよいでしょう。
戸建てを除き、集合住宅だけに配る方法を、一般に選別配布(集合のみ)といいます。当社のポスティングでは「集合限定ポスティング」と呼んでいます。
選別配布を選ぶのは、届けたい相手が集合住宅に偏っている場合です。たとえば、単身世帯や賃貸にお住まいの世帯に知らせたい、引越しや住み替えに関わる商材を扱っている、といった場面です。反対に、戸建てが中心の住宅地を狙うなら、戸建てのみの選別配布や、軒並配布のほうが合います。配り方の種類はポスティングの効果的な配り方で整理しています。
注意したいのは、「集合住宅かどうか」を決めるのが、配布スタッフが現地で建物を見て行う目視の判断であることです。外見が住宅に見えても、1階が店舗の建物、小規模な二世帯の建物、アパートと戸建ての中間のような建物など、判断が分かれる場合があります。そのため、実際の件数が、地図や資料から数えた件数と一致するとは限りません。
この点は、見積や発注のときに「どこまでを集合住宅とするか」「判断が分かれた建物をどう扱うか」を確かめておくと、後の行き違いが減ります。
費用の考え方はポスティングの費用の決まり方に、見積に伝えることをあわせて整理しています。
当社は、ポスティングだけでなく、新聞折込・街頭配布・ダイレクトメールなど11の媒体を横断して、エリアと目的に合った組み合わせを設計する立場です。
マンションへの配布は、建物の状況によって届き方が変わるため、ポスティングだけで足りるのか、別の届け方で補うのかも含めて、条件ごとにご相談を承っています。集合住宅に絞って配る「集合限定ポスティング」の考え方は、ポスティングのページにもまとめています。
マンションへのポスティングは、入口の施錠や管理上のルールによって、配れる建物と配れない建物が分かれます。禁止の表示や規約は守って配ることが前提で、配れなかった建物は別の届け方で補う考え方があります。集合住宅だけに絞る選別配布は、現地の目視で判断するため、判断が分かれる建物もあります。見積のときに、配れなかった建物と判断が分かれた建物の扱いを確かめておくと安心です。
建物ごとに異なります。入口が施錠されている建物や、広告物の投函を禁じている建物には配れません。入口が開いていて集合ポストに入れられる建物は、管理者のルールに反しない範囲で配布できる場合があります。実施できる範囲はエリアによっても異なるため、ご希望のエリアをお知らせください。
ポスティングでは、入口の内側の集合ポストまで入れない建物があり、構造上、配れないことがあります。対象のタワーマンションであれば宛名付きの共同配布、居住者の宛名リストがあれば郵送のダイレクトメールなど、別の届け方で補う考え方があります。対象の建物や条件によって使える方法が変わりますので、ご相談ください。
表示を守り、配らないことが前提です。禁止の表示や管理上のルールを無視して投函すると、苦情につながりやすいとされています。配布禁止の建物は、配る前に情報を共有して避けて配る運用が基本です。
選別配布として、集合住宅のみの配り方があります。集合住宅にあたるかどうかは、配布スタッフが現地で建物を見て判断するため、判断が分かれる建物もあります。実施できる範囲はエリアによって異なります。
禁止の表示がある建物への投函や、共用部分での振る舞いが原因で、管理者や居住者から苦情が寄せられることがあります。法的な扱いは建物や状況によって異なるため、断定はできません。事前に禁止の建物を把握し、守って配ることが、苦情を避ける基本とされています。