ポスティングで反響が出ないとき、すぐにチラシを作り直す前に、原因がどこにあるかを切り分けることが大切です。原因は、配ったエリアが届けたい相手と合っていなかった、時期が合わなかった、チラシが伝わらなかった、思ったように配られていなかった、反響を測れていなかった、のいずれか、または複数にあることが多いといわれています。この記事では、すでに配った方が、エリア・タイミング・チラシ・配られ方・測り方の5点を、どの順番で見直すかを整理します。反響がなかったことを、すぐに「ポスティングが向かない」と結論づけない考え方も紹介します。
チラシを作り直す前に、原因がどこにあるかを分けて考えます。
反響が出ない状態には、「反響そのものがなかった」場合と、「反響はあったが、測れていなかった」場合があります。後者では、実際には来店や問い合わせがあっても、「ポスティングから来た」と分からず、効果がなかったように見えます。
そのため、最初に、反響を測る仕組みがあったか、思ったとおりに配られたかを確かめます。そのうえで、エリア、タイミング、チラシの順に見直すと、原因を切り分けやすくなります。原因のパターンと効果の目安はポスティングの効果はどう決まるかにまとめています。この記事では、配ったあとに上から順に確かめる手順に絞ります。
次の表の順に、上から確かめます。
| 見直す点 | 確かめること | ずれていたときの考え方 |
|---|---|---|
| 1. 測り方 | クーポン・専用の電話番号・問い合わせの聞き取りなど、ポスティングからの反響を見分ける目印があったか | 目印がなければ、効果がなかったのか、測れなかったのかを区別できない。次回から目印をつける |
| 2. 配られ方 | どこへ、いつ、どれだけ配ったかの報告を受け取り、思ったとおり配られたかを確かめたか | 配った範囲が想定と違う、配れなかった建物が多かった場合は、配布の設計や依頼先との確認を見直す |
| 3. エリア | 届けたい相手が、実際に配ったエリアにどれだけ住んでいたか | 世帯構成や住宅タイプが合っていなければ、エリアを選び直す |
| 4. タイミング | 商品やサービスが必要になる時期、季節、曜日、ほかの広告との重なりと合っていたか | 時期がずれていた場合は、時期を変えて試す |
| 5. チラシ | 誰に、何をしてほしいかが、短く分かる内容だったか。連絡先や来店の方法が分かりやすかったか | 伝えたいことを絞り、来店や問い合わせのきっかけを見直す |
反響を測る目印には、クーポンの回収、専用の電話番号や問い合わせ先、ウェブの専用のページ、「何を見て来ましたか」という聞き取りなどがあります。どれも、配る前にチラシに仕込んでおく必要があります。
目印がないまま配った場合は、今回の結果から原因を判断するのは難しくなります。次回に向けて、目印を決めてから配るところから始めます。方法の比較はポスティングの効果測定にあります。
配布後に、どこへ、いつ、どれだけ配ったかの報告を、どの形で受け取れたかを確かめます。報告の内容や形式は、依頼先によって異なります。
オートロックや配布禁止の建物があるため、地図上の戸数と、実際に配れた数は一致しないことがあります。配れなかった建物の扱いが、想定と違っていなかったかも確かめます。マンションの考え方はマンションへのポスティングに整理しています。
報告を見ても疑問があるときは、依頼先に確認します。依頼するときに、報告の形式を確かめておくと、行き違いが減ります。
同じチラシでも、住んでいる人の世帯構成や、住宅の種類によって、反応の出方が変わります。たとえば、ファミリー向けのサービスを、単身世帯が中心のエリアに配った場合は、届けたい相手に届いていない可能性があります。
配ったエリアの特徴を、世帯構成、年齢構成、住宅タイプなどで確かめ、届けたい相手と合っていたかを見直します。業種ごとの見方は業種別に見るポスティングの反響率にあります。
タイミングは、サービスが必要になる時期(季節、引っ越しや新学期など)、配る曜日、ほかの広告が重なる時期との関係で見ます。時期がずれていると、内容がよくても、手に取られにくくなります。
チラシは、最初に目に入る見出しで、誰に何をしてほしいかが分かるかを見ます。情報を詰め込みすぎていないか、連絡先や来店の方法が分かりやすいかも確かめます。クーポンなどの来店のきっかけがあるかも、見直す点の一つです。
配布の回数も確認します。1回だけ配って判断せず、同じエリアに複数回配って、認知が積み上がっていくかを見る考え方もあります。
見直すときは、いくつもの点を一度に変えず、1点ずつ変えて試すほうが、どの変更が効いたかを見分けやすくなります。エリアを変えるのか、時期を変えるのか、チラシを変えるのかを決めて、前回との違いを記録します。
1回の結果だけで、ポスティングが向かないと結論づけず、記録を重ねて判断します。反響の数字の読み方は業種別に見るポスティングの反響率にあります。
当社は、ポスティング・新聞折込・街頭配布・ダイレクトメールなど11の媒体を横断して、エリアと目的に合った組み合わせを設計する立場です。
すでに配った結果をふまえて、エリアや届け方を見直したいときも、これまでの配布の範囲と時期、反響の状況をうかがい、条件ごとにご相談を承ります。ポスティングの内容はポスティングのページにまとめています。
ポスティングで反響が出ないときは、測り方、配られ方、エリア、タイミング、チラシの5点を、上から順に確かめます。最初の2点は、ほかの原因を判断するための前提です。1回の結果だけで結論を出さず、1点ずつ変えて、記録しながら試します。
反響を測る目印があったか、思ったとおり配られたかを、最初に確かめます。ここがあいまいだと、エリアやチラシなど、ほかの原因を判断できません。
1回の結果だけでは判断できません。測れていなかった、配られ方が想定と違った、エリアや時期が合わなかった、などの原因が考えられます。原因を切り分けてから判断します。
どこへ、いつ、どれだけ配ったかを、依頼先から受け取り、想定した範囲と見比べます。報告の形式は依頼先によって異なるため、依頼するときに確かめておくと安心です。
測り方と配られ方を確かめたあとは、エリアから見直すのが一般的です。届けたい相手がいないエリアでは、チラシを直しても効果が出にくいためです。
1点ずつ変えて、記録しながら試すほうが、何が効いたかを見分けやすくなります。いくつも一度に変えると、原因が分かりにくくなります。